大会長挨拶

第79回 日本体力医学会大会 大会長
田畑 泉
(立命館大学スポーツ健康科学部 特命教授)
世界規模で流行拡大した新型コロナウイルス感染症から4年が経過し、私たちの普段の日常生活は大きく変わりました。
その中でも、子どもを含む日本人の身体活動量の減少等が報告され、体力・健康に対するリスクがより高まっています。そこで、日本体力医学会を中心に身体活動・運動・スポーツによる国民のウェルビーイング向上のエビデンスに関する研究が進んでいます。
さて、この度2025年9月17日(水)、18日(木)、19日(金)に第79回 日本体力医学会大会を立命館大学びわこ・くさつキャンパスにおいて開催することとなりました。
この第79回 日本体力医学会大会は『つなぐ・シン日本体力医学会大会』というテーマで、関連他学会や企業団体等とジョイント・セッション等を開催することにより、それらと「つなぎ・つながる」ことを促進するような新しい日本体力医学会大会の先駆けになるような企画を考えております。
今後、より一層科学的エビデンスを主体とした体力科学の在り方が求められてくると考えられます。
そのために、体力医学に関する研究者と、研究を支えていただいている企業の方々の協働を深め、体力・スポーツ・体育・健康に関わる「最新の情報や技術を共有・交流し、体力医学の新たな進展に寄与する」ことを目的として開催を致します。